高配当株投資

【日本電技】建設業のおススメ高配当株3選【積水ハウス】

医薬品業界や卸売りセクターと同じく人気の業種と言っても過言ではない建設業の高配当株。

私はこの業種においては3銘柄に投資しています。

  • 日本電技
  • 積水ハウス
  • エクシオグループ

これら3社です。

積水ハウスはよく高配当株投資で話題になるから知っている人も多いかもしれません。

一方それと比べると日本電技やエクシオグループは少し劣るでしょう。

この記事では私自身が投資している日本の建設業界における高配当株を3社、特徴や投資をしようとした根拠をまとめて解説していきます。

建設業界の特徴

個々の銘柄を見ていく前に建設業界の特徴を紹介します。

分類されるセクターは建設・資材。

好況・不況や金利の高低で影響を受けやすい景気敏感セクターとなります。

日本国内の産業のなかでも大きな市場規模を持つ業界と言えるでしょう。

少子高齢化などで就業人数が少なくなっていっていることから今後は市場規模が縮小していくと私は考えています。

一方で日本の持つ技術を海外へ輸出して良ければまだまだ展望は明るいのではないかとも考えています。

ハウスメーカーとしてのツートップは大和ハウス工業と今回紹介する積水ハウス。

総合建設会社、いわゆるゼネコンとなると鹿島建設、清水建設、大成建設、大林組、竹中工務店、ここらが代表的なところでしょう。

簡単に業界の紹介を終えたところで、ここから数値の分析に移っていきます。

私が銘柄を分析するうえで見ている項目とは以下の8つ。

  •  売上高
  •  EPS
  •  営業利益率
  •  自己資本比率
  •  営業活動によるCF
  • 現金等
  •  1株あたりの配当金
  • 配当性向

これらになります。

特に気にしているのが営業利益率、自己資本比率、配当性向

これらに関してはある程度妥協はしつつも優先して分析しています

では各社の成績はどうなのか見ていきましょう。

1723_日本電技

まず紹介する企業は日本電技。

空調計装の分野と産業システムの分野で活躍している企業です。

具体的には、オフィスビルや病院、商業施設などの建物の空調設備を自動制御する空調計装分野と、工場の生産ラインや搬送ラインを自動化する産業システム分野で専門性を持っています。

空調係争関連事業はさらにビルシステム事業とソリューション事業へ、工場の生産や搬送ラインに携わる産業システム関連事業は産業祖リューション事業と分けられています。

権利確定月は3月と9月、2024年3月の配当金は前期から増額となり1株当たり184円

配当利回りは同時期で3.04%

私は2024年3月時点で1株のみ所有しています。

営業利益率

まず取り上げるのは営業利益率

営業利益率とは売上のうち、営業利益が占める割合」のこと。

営業利益率が高ければ高いほど、儲かるビジネスをやっていると言えるでしょう。

年月 営業利益率(%)
2010年 7.61
2011年 6.33
2012年 5.04
2013年 6.38
2014年 9.53
2015年 8.78
2016年 10.61
2017年 10.51
2018年 10.19
2019年 11.22
2020年 14.14
2021年 13.45
2022年 12.86
2023年 13.12
2024年 15.46
平均 10.34866667

平均して10%、さらに年々伸びてきていることからお金になるビジネスを安定的にしていると判断しました。

自己資本比率

次に重視しているのが自己資本比率

「企業が簡単に倒産しないか?」という安全性を判断する値ですが自己資本比率が高いほど、潰れにくい会社だと言えます。

自己資本比率についてもっと突っ込んだことを話すと、例えば、手元に現金100万円があると仮定しましょう。

自己資本比率とは、その100万円が「自分で用意したものか」それとも「借りてきたものか」という指標です。

100万円が全額自分で用意したものであれば自己資本比率100%、60%は自社で用意したけれど40%はどこからか借りてきたお金だという場合は自己資本比率が60%となります。

私はこの値だと最低限40%を求めており、60~80%あれば望ましいと考えています。

ちなみに中小企業庁が発行している「2019年版の中小企業白書」によると自己資本比率40%以上の中小企業が10年以内に潰れる確率は3.5%

これが私の設定した基準の根拠です。

日本電技の自己資本比率は以下の表とグラフの通り。

年月 自己資本比率(%)
2010年 61.1
2011年 60.6
2012年 62.1
2013年 59
2014年 61.8
2015年 60.7
2016年 59.1
2017年 65.3
2018年 65.3
2019年 65.3
2020年 62
2021年 70.8
2022年 74.8
2023年 71.8
平均 64.26428571

下限としている40%を超えて60%に平均すると到達しています。

この点も財務優良である証拠と言えるでしょう。

配当性向

最後に配当性向について。

配当性向とは「今年の利益のうち、何%を株主にキャッシュバックするか?」というもの。

これを見ることにより企業の配当金が無理している値かどうかがわかることでしょう。

配当性向70~80%にまで上り詰めると「そろそろ、今の水準で配当金を出し続けるのは難しいのではないか?」と考え始める数値になります。

イメージとしては「毎月の予算で何%を使い他人への贈り物を買って渡しているのか?」です。

配当性向が70~80%とまでなっているということは、裏を返せば自分のためのお小遣いは20~30%しか残らない状態。

つまり、自社へ自己投資の予算が少なくなってしまうといえるでしょう。

新しい設備を導入したり、新規事業に挑戦するといったことが難しくなってしまうはずです。

私はこの配当性向を30~50%が適正と見ており、60%を超えたら注意、70%を超えると投資には適さないと判断しています。

根拠としては60%を超えた時点で今後配当金を無理してでも出すようになり、企業自体の成長性が鈍化すると考えているからです。

今まで紹介してきた項目は成績が良いものばかりでしたが配当性向だけがネックです。

年月 配当性向(%)
2010年 29.8
2011年 30.8
2012年 30.9
2013年 29.9
2014年 30
2015年 30
2016年 29.8
2017年 30
2018年 30.1
2019年 33.7
2020年 29.9
2021年 30.1
2022年 30.1
2023年 38.4
平均 30.96428571

過去10年を見返してみても配当性向は30%近辺

2023年は38%と一気に伸びているので今後も期待できるのではないかということを込めまして投資しようと決めました。

業績に大きな影響がない限り投資していく銘柄になりそうです。

1928_積水ハウス

続いて解説するのは積水ハウス。

累計建築戸建てが250万戸と、戸建て住宅では長年日本の頂点を維持しています。

冒頭で書いたように日本を代表する建築メーカーと言えるでしょう。

自社株買いをした利実質的な塁審配当銘柄であることから株主への還元をしようという姿勢は評価できる点と判断しています。

ちなみに、自社株買いとは企業が自社の株式を市場から買い戻すこと

これにより

  • 市場に出回る株式が減少することによる1株当たりの純利益(EPS)の増加
  • 株価上昇による投資家へのアピール
  • 敵対している企業から買収されることのリスク低減

このようなメリットがあります。

累進配当とは、企業が配当金を減配せずに増配し続けること

この政策では業績の良し悪しにかかわらず配当支払いを増やすか維持することが目的です。

積水ハウスはこれを業績が振るわない時期でも採用しているのでやはり株主へと肝炎しようとする意識が強い企業と言えます。

2021年1月 84円
2022年1月 90円
2023年1月 110円
2024年1月 123円
2025年1月 125円(予定)

このように少額のみですが少しずつ上昇しています。

配当権利確定月は1月と7月、20204年3月時点の配当利回りは3.67%です。

私は2024年3月時点で1株のみ所有しています。

営業利益率

まず見るのは営業利益率。

年月 営業利益率(%)
2010年 -2.86
2011年 3.79
2012年 4.63
2013年 5.34
2014年 7.31
2015年 7.66
2016年 8.05
2017年 9.09
2018年 9.06
2019年 8.76
2020年 8.5
2021年 7.62
2022年 8.89
2023年 8.93
2024年 8.72
平均 6.899333333

平均をしても6.89%と高水準なので投資しても問題ないと考えています。

2010年にマイナスとなったもののそこから持ち直し今では1桁%代の後半に到達しようとしています。

平均をしても6.89%と高水準なので投資しても問題ないと考えています

自己資本比率

次は自己資本比率。

年月 自己資本比率(%)
2010年 52.9
2011年 54.9
2012年 51.5
2013年 52.4
2014年 52.6
2015年 55.4
2016年 52.1
2017年 50.5
2018年 49.4
2019年 49
2020年 48.1
2021年 50.5
2022年 52.6
2023年 54.3
2024年 52.3
平均 51.9

これも最低限とする40%を超えて50%台

過去14年分を平均しても51.9%と良好な水準と言えます。

配当性向

最後に配当性向について。

年月

配当性向(%)
2010年  
2011年 28.88
2012年 42
2013年 40.5
2014年 36.2
2015年 38.2
2016年 44.9
2017年 36.5
2018年 39.9
2019年 42.4
2020年 39.4
2021年 46.4
2022年 39.6
2023年 39.8
2024年 39.8
平均 39.60571429

下限とする30%を超えているのでやはり投資に的確だと考えています。

纏めると特に大きな懸念点もなく投資することができる銘柄であると私は考えています。

1951_エクシオグループ

この記事で最後に紹介するのはエクシオグループ。

主にNTTグループやKDDIといった通信事業者向けの電気・通信基盤構築がメインの事業

業界トップクラスの規模を持っていて国内大手通信インフラ企業と言える規模の会社です。

建設業ではなく情報・通信のセクターと思われるかもしれませんが建設業に分類されています。

また、インフラ事業だけではなくITそのものの事業や環境事業などにも手を伸ばしているようです。

2024年時点での配当利回りは3.6%、権利確定月は3月と9月。

同時期における1株当たりの配当金は120円となっていて、私は2024年3月時点で1株のみ所有しています。

営業利益率

まずは営業利益率。

年月 営業利益率(%)
2010年 5.11
2011年 4.39
2012年 3.27
2013年 5.99
2014年 6.51
2015年 6.1
2016年 6.41
2017年 6.99
2018年 8.19
2019年 7.49
2020年 5.93
2021年 6.39
2022年 7.12
2023年 5.19
2024年 4.92
平均 6.063571429

6%が平均で求める水準である5%を超えているので的確だと考えています。

自己資本比率

次は自己資本比率。

年月 自己資本比率(%)
2010年 55.4
2011年 53.9
2012年 62.4
2013年 60.9
2014年 62.3
2015年 64
2016年 63.3
2017年 64.8
2018年 67.2
2019年 63.4
2020年 59.9
2021年 58.1
2022年 56.6
2023年 52.5
平均 60.33571429

これも求める下限である40%を超えて60%となっています。

より安心して投資できる銘柄と言えるでしょう。

配当性向

最後に配当性向について。

年月 配当性向(%)
2010年 25.39
2011年 26.4
2012年 26.77
2013年 20.1
2014年 16.2
2015年 25.8
2016年 30.2
2017年 31.7
2018年 26.4
2019年 17.9
2020年 57.2
2021年 37.7
2022年 38.3
2023年 49.8
平均 30.70428571

2010年代前半こそ低かったものの徐々に上昇傾向になっています。

2019年に一度下がっているものの2020年代に入ると再度持ち直してきているようです。

2010年から2023年の間で平均をとると30.7%

とはいえ配当性向は少しずつですが30~50%の間に入るようになってきているので今後も投資していこうと考えています。

まとめ

この記事では建設業の高配当株投資において私が投資しているおススメの銘柄を3社紹介しました。

建設業はまだまだ良好な銘柄があるので、後2~3銘柄増やすと思います。

例えば6379のレイズネクストなどです。

良い銘柄が見つかり次第順次紹介していきますのでお楽しみに。

投資は自己責任で

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