お金を貯めなきゃいけない!!
最近の物価高やそれに反して上がらない給料で強くこのように感じる人は多いでしょう。
しかし難しいことであるのも事実。
そこでこの記事では再現性がかなり高く確実にお金が貯まる方法を書いていきます。
- 支出を把握する
- 各種固定費を下げる
- 手取りの1割は必ず貯金
具体的にはこの3つです。
私は24歳の独身男性ですが社会人2年目で70万円以上貯めることに成功しています。
もちろん生活に不満を感じてはいません。
それぞれをどのようにしているか深掘りし、自分の体験談も盛り込んでいます。
ぜひ資産形成の参考にしてみてください。
目次
支出を把握する

誰でもできる節約の第一歩は自分がいくら使っているか知ること。
これにより月の支出がわかるようになり、どこにお金をかけているのか、削れそうなもの・ことは何かが明らかになってきます。
ただめんどくさいですよね。
私も以下の方法を知るまでは毎日細かい金額を家計簿アプリに入力していました。
そんなめんどくさい方法を解決したのがMoney Forward Me。
具体的に説明します。
取るべき手段は2つ。
- クレジットカードを登録
- 毎月の使った予算を把握
これだけです、簡単ですよね。
Ⅿoney Forward meは登録しているクレジットカードや電子マネーを使ったら自動的に集計してくれます。
手入力をする煩わしさから解放されるようになるわけです。
そして、面倒さを軽くするためにもう一つ大事なことは支出の分類法。
食費、遊び代、日用品といったように項目ごとに分類するのも面倒ではないですか?
そこで私は銀行ごとに支出を分けています。
今使っている銀行は楽天銀行、ゆうちょ銀行、地銀の3つ。
どの項目にいくら使った
ではなくどの口座からいくら使ったかを把握するほうが簡単に支出を集計できます。

自分が何にいくら使ったのかわかるようになることで削れる費用も判明してきます。
定期的に収支を確認しないと現金や口座の残高がいつのまにかなくなるということが多くなるでしょう。
自分がお金を使っている対象をきちんと把握することが大切です。
固定費を下げる

自分が何に使っているかわかったら次にやることは固定費を下げること。
この場合の固定費は家賃、保険、サブスク、車など。
節約において固定費を下げることが最大にして最高の効果をもたらす方法だと思います。
色んな本で書かれていますが効果は最も大きいです。
この場合の固定費とは家賃、保険、自動車、などなど毎月一定にかかる費用のこと。
例えば家賃が5万円のアパートに住んでいたとしましょう。
今月の家賃は5万円来月は10万円に上がるけど再来月は半額の2.5万円、なんてことはないです。
5万円で契約したらずっとそのままでしょう。
つまり常に決まった額が抜け出ていってしまうわけです。
私の場合は
- 家賃を会社に肩代わりしてもらう
- 各種保険は掛け捨てで安い物にする
- サブスクは必要以上に入りすぎない
- 車は持つが掛けるお金は最低限
この4つをしています。
順番に説明していきますね。
家賃を肩代わりしてもらう

家賃を肩代わりしてもらうことのメリットはお金の負担が格段に下がること。
私の場合は年60万円かかる家賃が年6万円と10分の1にまで下がりました。
内訳としては現在家賃50000円の賃貸に住んでいてそのうち9割の45000円を社宅としての住居費として会社に肩代わりしてもらっています。
実質払っているのは5000円というわけです。
これで年54万円得、54万円あったら1年のつみたてNISAを満額、ちょっとした中古車なら側近で購入することができるように。
もちろんデメリットもあり、それは住む場所が限定されること。
ちなみに今の私が住んでいるのは北陸、衰退のにおいが徐々に迫ってくる娯楽もろくにない地方都市です。
まぁ住んでいて正直楽しいところではありませんね。
資産形成のために我慢して住んでいるといった感じです。
各種保険は安いもので最小限にする

保険も毎月結構な額が飛んでいくものです。
必要がない生命保険に加入したり投資とセットになっている無価値な商品を買っていることはありませんか?
私の場合入っている保険は3つ。
- 掛け捨ての生命保険
- 火災保険
- 対人対物無制限の自動車保険
この3つだけです。
まずは生命保険を掛け捨てにすることについて。
これは私自身が年齢も若く養う家族もいない、つまり残すお金がなくても特に支障がないからです。
じゃあ怪我や病気になったらどうするの?
と思われるかもしれません。
そこで頼りにしているのが高額療養費制度。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。
(出典:高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省 (mhlw.go.jp))
この制度があるので予期せぬ大病や大けがに対処できるようになります。
そして、家族や身内もいないので財産を残す必要もありません。
ですので格安かつ掛け捨ての保険で十分だと考えているわけです。
もちろんその前の予防の段階でストレスをためないことや運動や食生活の習慣を崩さないことを徹底していますが。
一方で火災保険と自動車保険はきちんと良い物、高いものに入っています。
理由は取り返しのつかないことだから。
もし火災保険に入っていなくて火事にあったら現状回復にかかる全ての費用を自己負担することになります。
つまり全額自腹で出さなくてはいけなくなるということです。
自分の住んでいるところだけならいいのかもしれませんが周りに延焼したらその分も払わなくてはいけません。
怖いのはもらい火による火事でも自分が負担するなど予期せぬトラブル。
日本では「失火責任法」というものがあります。
失火責任法とは、過失によって火災を発生させた場合、原則として民法上の損害賠償責任を負わないことを定めている法律です。
よって、もらい火しても火元には賠償金を一切請求できず、自己負担となってしまうわけです。
修理にかかる費用は家のグレードにもよりますが、大手ハウスメーカーの場合だと2,000万円〜4,000万円、地方工務店の場合でも1,000〜1,700万円程度。
ポンと出せる額ではないでしょう。
(出典:火災保険は未加入だとどうなる?火災保険に入らないリスクを解説 (hoken-room.jp))
そのようなことを鑑みて私は年1万円火災保険プランに入っています。
月833円です。
そして、もちろん自動車保険は言わずもがな。
仮に人間を車で事故死させてしまったら1~5億円以上の賠償を取られることもあります。
一生をかけて払わなければいけない額です。
それに対策するために対人、対物無制限の保険に加入しています。
1例を挙げると対人対物無制限なら保険料は66,310 円~92,990 円。
出典:自動車保険の20代の月額相場や平均。おすすめ|チューリッヒ (zurich.co.jp)
私はJA共済の保険に加入しています。
1年で75000円、月6250円払っているので相場のおおよそ中間といったくらいです。
とはいえメチャクチャ高いものに加入しているというわけでありません。
対人対物無制限の保証がついていたらそれで十分です。
使わないサブスクの解約

皆さん、サブスクに何個入っていますか?
アマゾンプライム、ネットフリックス、U-NEXT、本に家電、ゲームに服、把握しきれないほどのサービスにあふれています。
ところでそのサービス本当に活用していますか?
最初は楽しそうと興味本位で入ってみたものの結局使わなかったこんなサブスクサービスはあったりしませんか?
このサブスク1000~2000円とそこまでの額ではありません。
しかし1~5個も入っていたら利用しないだけで2000~10000円取られてしまうわけです。
もちろん毎日見ていたり、活用しているならいいと思います。
しかし何か月も使っていなかったとか、使ったけど合わなかった、面白くなかったサービスはすぐさま解約することをおススメします。
ちなみに私はアマゾンプライムとkindle unlimitedには加入しています。
たまにゲームをするためPS+の1月プランに加入するくらいです。
どんなに高額でも3000円を超えることはありません。
そしてやっぱり入り直したかったら加入すればいいだけでしょう。
自動車は場合に応じて持つ、ローンはなるべく早く返済

最後に自動車について。
自動車も固定費としてやり玉に挙げられることが多い項目の筆頭でしょう。
ですが私は車を持っています。
車種はホンダのフィット、中古で80万円しました。
自動車は正直な話持っていてもいなくてもどっちでもいいと思います。
ただ生活に合わせて持つかどうかを決めることが重要。
都市圏なら車に代わる交通手段、公共交通機関が発達しているので車はいらないはず。
一方で地方なら車は移動手段、足として必須でしょう。
ここで大事になるのは持っている車はぜいたく品か必需品かということ。
例えば車を乗るためだけの道具としてみなしていればそこまで高級車であったり新車にする必要はないはずです。
それでも対したデメリットはなく乗っています。
そして車の固定費として考えられるのがローン。
当然ですができるだけ早く返済することが大切になってきます。
車を購入する時私は親に半分負担してもらい実質の支払ったお金は40万円。
これを1年半で完済しました。
ボーナスの半分を2回、40万円ぶち込み下手に長引かせることなくお金を返すことに成功しています。
ローンを返し終わっても毎月のガソリン代や定期的な自動車税や車検代、自動車保険代がかかってくることでしょう。
もちろん私も悩まされていますが、もう仕方ないと割り切っています。
仕事に行くとき以外そこまで乗らないのでガソリン代は月に4~5000円、多くても8000円くらい。
車検代は2年で約14万円、自動車税も1年で数万円、自動車保険代は先述した通りです。
地方で車を持っている分は都会の家賃と相殺されると思うしかないです。
可能ならカーシェアリングといったサービスを活用するのも考え物でしょう。
手取りの1割を貯金する

支出を把握し固定費を下げたらある程度余裕ができるようになってきたと思います。
そこで今度はいよいよ貯金の段階に移りましょう。
貯金に関して私は手取りの10%を貯金するというルールを設けて毎月の給料もボーナスも同じように貯めています。
毎月の手取りは額面で24万円、手取りは19万円です。
面倒なので月2万円を貯金としています。
一時期夜勤や交代勤務でもらえる金額をブーストしていたことがあったのですが基本的にこの2万円という金額に落ち着きました。
たかが2万円?と思うなかれ。
こつこつ続けると2年目の終わりには70万円オーバー。
貯金も70万円あるとかなり心は安定してきます。
継続していくことで習慣になり、やらなくては気持ち悪くなってくることでしょう。
実はこの方法には元ネタがありまして【バビロン大富豪の教え】という本で紹介されている方法です。
本の中では卵に例えられていましたが現代の価値観に当てはめると給料になってきます。
この1割という額は無理なく貯金しつつ満足が行く生活を送ることもできる境界線でしょう。
まとめ
誰でもできる節約の方法3選。
- 支出を把握する
- 各種固定費を下げる
- 手取りの1割は必ず貯金
この3つをしていれば確実にお金は貯まっていくことでしょう。
こまめに電気を消したり、クーポンや割引を利用するのもいいかもしれません。
ですが長年継続することができますか?貧乏くさくて面倒になったり効果を実感することができますか?
大きい費用を小さくするのが確実かつ効果も大きいです。
このブログでは20代の資産形成について書いていくブログです。
今後も資産形成の実情を赤裸々に書いていくのでぜひ参考にしてみてください。