つみたてNISAを始めたい、でも怖い。
そう思う人は多いでしょう。
もちろん私もその一人でした。
じゃあ何が怖いかって利益が出るかわからないのが一番の恐怖になると思います。
ところでこの図を見てください。

これは私がつみたてNISAをしていた中で最もトータルリターンが高くなった月の画像です。
699993円投資して772068円になりました。
約7万円の利益です。
一方で以下の図も見てください。
これは私が最も損をした月の結果です。
1万円以上の損が出ました。
このように長い時間投資をしていると損も得も出てきます。

そこでこの記事では積み立てNISAを20か月続けた私の記録を記事にしています。この記事を経由してより多くの人がつみたてNISAを始める切っ掛けに成ればうれしいです
この記事を経由してより多くの人がつみたてNISAを始める切っ掛けに成れば嬉しいです。
紹介するのは4点。
- つみたてNISAとは何か?
- どの銘柄に投資しているのか
- どんな時期に投資をしていたのか
- お金がいちばん増えたとき、減ったときはどんなときか
この3つを紹介していきます。
つみたてNISAとは?

そもそもつみたてNISAとは何なのでしょうか?
簡単にですが金融庁が掲示している概要をかいつまんで説明します。
金融庁は少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度と定義しています。
小額、100円とかからでも投資信託を開始することができます。
年間40万円まで投資することができて期間は20年。
対象となる銘柄は金融庁が選んだ商品のみです。
この商品群は
- 販売手数料が0円で信託報酬も低い商品
- 頻繁に分配金が支払われない
このような制限が法律で設けられています。
他にも投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益が非課税になります。
投資銘柄:eMAXIS SLIM 先進国株式インデックス

まずは投資している銘柄について紹介します。
銘柄はeMAXIS Slim 先進国株式インデックス
特徴は日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指すというもの。
アメリカ74.2%、イギリス4.4%、カナダ3.8%と日本を以外の俗に言う先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としています。
時価総額で見ると市場の約85%を占めるまでに。
さらに細かく見るとアメリカのテクノロジーやハードウェアが5.3%、ソフトウェア・サービスが3.5%と今伸びている産業が高い割合で入ってきます。

出典:楽天証券株式会社・投信電子書面閲覧 (rakuten-sec.co.jp)
資産の推移は2019年の2月までは順調に上昇しそこからは平行線。
しかし2020年2月のコロナショックで一気に下落します。
そこからさらにV字回復をして2022年10月には約7000億円まで戻しました。

手数料は無料で信託報酬、つまり運用の管理費用は0.1023%以内に収まっています。
つまりかなりの低コストで運用できるということ。
株式から得た配当金は自動的に再投資。
分配金が出ず再投資されることで平均的な利回りも9.47%とかなり高くなります。
より詳しく知りたい人は以下のページに詳細を載せているので参考にしてみてください。
楽天証券株式会社・投信電子書面閲覧 (rakuten-sec.co.jp)
どんな時期に投資をしていたのか?

次は投資期間中にあった出来事を書いていきます。
取り上げたいのは3つ。
- 初めて投資を行いトータルリターンが上がった月のこと
- 最新の情報
- 初めてトータルリターンの低下を経験したときのこと
これら3つの時期について書いていきます。
まずは投資を始めた2021年の8月。
この時期はコロナインフォデミック真っ只中。
主な経済ニュースとしては
- 【GAFAの時価総額が、日本の上場企業すべての時価総額を上回る】
- 【日本のGDPがほかの国と比べると低いが上昇してきた】
こんな時期に投資を開始しました。

最初の投資も33333円。
318円のトータルリターンが何よりもうれしかったことを覚えています。
自分が何もしていないのにお金を生み出せたことに感動しました。

次に紹介するのが1年後の2022年8月。
投資した金額も50万円に近付き、徐々に複利の力を感じることができる...かな?
といった時期でした。
CPI(消費者物価指数)が徐々に上がってきて2021年の8月と比較した場合+2.4%。
11か月連続で物価の上昇がみられた月でした。
エネルギーの上昇率は16.2%、肉や魚といった生鮮食品は8.3%、その他食品も3.7%の上昇をしています。
今も感じている物価の上昇が顕著に感じられたのもこの時期でしょう。
そして24年ぶりの円安が騒がれたのも同時期です。
とはいえ変わらず淡々と積み立て投資をしていきました。
最後に初めてトータルリターンがマイナスになったときについて書きます。
2021年9月、投資を開始して2か月目のことでした。
投資した66666円が1222円減ってしまいかなりショックだったことを覚えています。
ここで初めて投資した金額が減るという経験をしました。

日本株の乱高下が政治動向で続き、物価は全く上がっていません。
海外では金融緩和の縮小が話題になり長期的な金利の上昇で株や債券、ゴールドといった資産価格は下落しました。
海外の銘柄で構成されている投資信託ですので海外の景気が悪くなればトータルリターンが下がるのも当然といえます。
しかしこの下落を知ったのは2021年の11月でした。
理由は資格試験に集中していたから。
投資まで気を回す余裕がなかったからです。
お金がいちばん増えたとき、減ったとき

最後に投資期間中でトータルリターンが最も多かった時と少なかった時を紹介します。
まず最もトータルリターンが多かったのは2023年の4~5月にかけてです。
その割合は10.29%、平均的な利回りの9.47%を超えています。

この時期の経済は、日経平均株価が年初来+6.74%、この数値は年初来高値を更新しています。
欧米の株式市場は軒並み3~4%と安定していました。
その結果がこのトータルリターンに結びついたと考えています。
そして最もトータルリターンが悪かったのが2022年の12月。
日本株はTOPIXでマイナス4.77%。
日銀が緩和の修正をしたせいで円高・株価懸念があると思われていました。
米国株は徐々に割高感が薄れてきた時期でした。

構成比率の約8割を占める米国株の調子が悪かったのでこの結果も納得です。
まとめ
実録!! つみたてNISAを20か月続けた利益を公開しました。
- 世界の経済と大きくつながっている
- 投資である以上、上がるときも下がるときもある
- 20か月も続けると徐々に複利の力を実感できるようになる
こういったことを感じたり経験したりした20か月でした。
今後はつみたてNISAを続けた結果や上がったとき、下がったときの心境についても書いていきます。
さて、この投資の資金どうやって捻出しているかご存じでしょうか?
答えは貯金。
ではどのような貯金方法をしているか?
それについて説明した記事もあります。
ぜひ参考にしてみてください
誰でもできる、再現性抜群の貯金方法3選!! (itoken1524.com)
このブログでは20代の資産形成について書いていくブログです。
今後も資産形成の実情を赤裸々に書いていくのでぜひ参考にしてみてください。